2026年3月の不正アクセス・情報漏えい
2026年3月に初回の発表があった事案は 11 件です。
内訳
1 件の事案が複数の種別・侵入経路に当たることがあるため、合計は事案の数と一致しません。
| 項目 | 件数 |
|---|---|
| 委託先・利用サービス | 4 |
| 設定ミス | 3 |
| ID・パスワードの不正利用 | 2 |
| VPN 機器 | 1 |
| 脆弱性 | 1 |
| フィッシング | 1 |
| 発表に記載なし | 2 |
事案
株式会社カーステーション新潟
株式会社カーステーション新潟は、同社が管理する「ココセレクトほけん」の保険申込情報の一部(氏名・生年月日・住所・電話番号)が第三者により外部に流出した恐れがあると発表した。業務端末の操作過程で外部からの不正な誘導または不適切な操作が加わった可能性があるとし、調査を継続しているとしている。
佐藤工業株式会社
佐藤工業株式会社は、建設工事の作業所一箇所の NAS が不正アクセスを受け、保存されていた個人データが外部の第三者に閲覧されたおそれがあると発表した。本人情報約1,850件と緊急連絡先約1,750件が対象で、従業員が一部ファイルを作業所外からアクセスできる設定にしていたことが原因と考えられるとしている。
大阪マラソン組織委員会
大阪府は、大阪マラソン組織委員会の委託事業者が管理する大阪マラソン2026のボランティア登録情報管理システムで、システム構築会社が誤って個人認証機能をオフにしたため、登録者4,101名分の個人情報が3月16日から18日まで他のボランティア参加者に閲覧可能になっていたと発表した。
サクラ工業株式会社
サクラ工業株式会社は、海外拠点の社員がフィッシングメールをクリックし、メールアカウントに海外から不正ログインされたことで、社員のメールアドレスや取引先の氏名、メールアドレスなどが漏えいしたおそれがあると発表した。調査ではダークウェブ等への情報漏えいは確認されなかったとしている。
国際武道大学
国際武道大学は、IT業務やネットワーク保守を委託している会社の社内ネットワークが外部から不正アクセスを受け、2019年度に教職課程「介護等体験」を履修した学生約120名の氏名や生年月日、電話番号、当時の住所などが漏えいしたと発表した。
株式会社メディカ出版
株式会社メディカ出版は、2026年3月13日未明にシステム障害を検知し、調査の結果ランサムウェア攻撃が原因と判明したと発表した。同社と関係会社が保管する顧客や取引先、採用応募者、従業員の個人情報と取引関連情報の一部が外部へ漏えいしたことが確認されたとしている。
東京都水道局
東京都水道局は、水使用実態の調査研究を委託した株式会社クロス・マーケティングの協力会社である株式会社シード・プランニングがランサムウェアの被害を受け、スマートメーターを設置している利用者の使用水量や住所、使用者名など約13万件が漏えいした可能性があると発表した。現時点で流出は確認されていないとしている。
株式会社村田製作所
株式会社村田製作所は、同社のIT環境で第三者による不正アクセスを確認し、データが不正に取得されたことが判明したと発表した。社外関係者に関する情報および同社に関する情報が不正に読み出された可能性があるとしており、外部の専門機関と連携して影響範囲の調査を進めている。
金原出版株式会社
金原出版株式会社は、「臨床検査技師国家試験問題注解オンライン」で、テスト環境の動作確認用の一時ファイルが本番環境にアップロードされていたため、登録者160件のメールアドレスとニックネームに第三者がアクセスできる状態になっていたと発表した。不正アクセスの形跡が7件判明したとしている。
白梅豊岡病院
白梅豊岡病院は、2026年3月1日にサイバー攻撃を受け、電子カルテシステムなどの院内システムがランサムウェアに感染したと発表した。調査の過程で、患者や家族、関係者の氏名、住所、病名、電話番号などが漏えいした可能性を指摘されたとしている。
株式会社京都新聞COM
株式会社京都新聞COMは、2024年の「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」の当選者情報を共有していた委託先の株式会社47CLUBがランサムウェア攻撃を受け、当選者190件の郵便番号、住所、氏名、電話番号が窃取の対象に含まれていたと発表した。