2026年6月の不正アクセス・情報漏えい
2026年6月に初回の発表があった事案は 16 件です。
内訳
1 件の事案が複数の種別・侵入経路に当たることがあるため、合計は事案の数と一致しません。
| 項目 | 件数 |
|---|---|
| 不正アクセス | 11 |
| 設定ミス | 2 |
| フォームの公開設定ミス | 2 |
| マルウェア | 1 |
| Web サイトの改ざん | 1 |
| その他 | 1 |
| 項目 | 件数 |
|---|---|
| 脆弱性 | 8 |
| 委託先・利用サービス | 7 |
| 設定ミス | 4 |
| クラウドのアカウント | 1 |
| ID・パスワードの不正利用 | 1 |
| その他 | 1 |
| 発表に記載なし | 2 |
事案
アフラック生命保険株式会社
アフラック生命保険株式会社は、契約者専用サイト「アフラックよりそうネット」などのシステムが第三者による不正アクセスを受け、約438万人の顧客の氏名や生年月日、住所、証券番号、保障内容などと、うち約23万人の保険料振替口座情報、約4万店の代理店の情報が漏えいしたと発表した。調査を続けているとしている。
株式会社リクリエ
株式会社リクリエは、電子チェックインシステム「Tabiq」で利用するクラウドストレージ(Amazon S3)の設定に不備があり、利用者1,060,338人の顔写真や署名画像、本人確認書類の画像に外部の第三者がアクセス可能な状態だったと発表した。二次被害は確認されていないとしている。
相模原商工会議所青年部
相模原商工会議所青年部は、子ども向け事業の申込Webフォーム(Googleフォーム)で「結果の概要を表示する」設定が有効になっていたため、申込者22件の児童氏名・住所・電話番号・食物アレルギーの有無などが他の申込者から閲覧可能だったと発表した。事業の開催は見送るとしている。
石垣市(市立中学校)
石垣市教育委員会は、市立中学校の教員がサポート詐欺により校務用端末に遠隔操作ツールをダウンロードして実行し、端末内の生徒の氏名や成績、生徒指導に関する情報などが第三者に閲覧・取得された可能性があると発表した。外部への流出は確認されていないとし、調査を続けている。
ニフティ株式会社
ニフティ株式会社は、「@nifty」メールサービスで利用している基盤システム(提供元:KDDI株式会社)の脆弱性を悪用した外部からの不正アクセスが発生し、利用者のメールアドレスとメールパスワードが第三者に漏えいした可能性があると発表した。対象者にメールパスワードの変更を求めている。
KDDI株式会社
KDDI株式会社は、ISP事業者向けに提供するメールシステムが第三者製ソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセスを受け、6社のメールサービスのメールアドレス・パスワード最大1,422万件が漏えいした可能性があると発表した。影響範囲の調査を継続しているとしている。
中部テレコミュニケーション株式会社
中部テレコミュニケーション株式会社は、コミュファ光・ビジネスコミュファのメールサービスで利用する KDDI 株式会社のメールシステムがソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセスを受け、利用者のメールアドレスとメールパスワードが外部に漏えいした可能性があると発表した。影響範囲の調査を継続するとしている。
株式会社STNet
株式会社STNetは、ピカラ光サービスなどのメールサービスで使用している KDDI 株式会社の ISP 向けメールシステムが外部から不正アクセスを受け、利用者のメールアドレスとパスワードが第三者に漏えいした可能性があると KDDI から報告を受けたと発表した。対象者数は KDDI で調査中としている。
ビッグローブ株式会社
ビッグローブ株式会社は、「BIGLOBEメール」で利用する KDDI 株式会社の ISP 向けメールシステムが第三者製ソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセスを受け、BIGLOBE メールアドレス、BIGLOBE ID とパスワードが漏えいした可能性があると発表した。対象者数は調査中としている。
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズは、レンタルサーバー「CPI」の利用者向けメールサービスで使用する KDDI 株式会社の ISP 向けメールシステムが、第三者製ソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセスを受け、メールアドレスとパスワードが漏えいした可能性があると発表した。対象者数は調査中としている。
JCOM株式会社
JCOM 株式会社は、「J:COM NET」のメールサービスのシステム提供元である KDDI 株式会社から不正アクセスによりメールアドレスとパスワードが漏えいした可能性があるとの報告を受けて調べた結果、一部の利用者のメールアドレスが第三者に取得されたことが判明したと発表した。パスワードの漏えいは確認されていないとしている。
株式会社小松製作所
株式会社小松製作所は、外部ユーザーを招待する際に用いる利用者管理の仕組みの設定上の不備により、登録ユーザー139,302名の氏名やメールアドレスなどが登録ユーザー間で相互に閲覧可能な状態だったと発表した。インターネット上の不特定多数から閲覧可能ではなかったとしている。
株式会社佐嘉平川屋
株式会社佐嘉平川屋は、運営する「佐嘉平川屋オンラインショップ」がシステムの脆弱性を突いた不正アクセスを受けて決済アプリケーションが改ざんされ、個人情報73,213件とセキュリティコードを含むクレジットカード情報6,303件が漏えいした可能性があると発表した。
千株式会社
千株式会社は、写真販売サービス「はいチーズ!フォト」への不正アクセスの第三報として、漏えいの対象となった顧客を特定し、6月10日から11日にかけてメールで個別に連絡すると発表した。漏えいした情報は購入者および送付先の氏名、住所、電話番号、団体名としている。
株式会社ビジュアルアーツ
株式会社ビジュアルアーツは、第三者に社内ポータルで使うクラウドストレージの認証情報を窃取され、発売前のゲームのマスターデータを含む社内情報が持ち出された可能性が高いと発表した。顧客・取引先・採用応募者・従業員の氏名や住所、一部のマイナンバーなどが漏えいした可能性があるとしている。
名古屋市(総務局アジア・アジアパラ競技大会推進課)
名古屋市は、アジア・アジアパラ競技大会のPRグッズの製造・販売を受託する一般社団法人愛知県セルプセンターの申込フォームで、管理者側の画面設定の誤りにより、購入者26名分の氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどが他の購入者から閲覧可能な状態だったと発表した。